数年前に深夜放送で舞台「wind of god」をみました。
かなり泣けました。

特攻隊で死にに行かねばならない青年たちが
いろいろな思いで飛行機に乗り込んでいくからです。
中でも、ある学生が転生輪廻の研究をしていて
その彼が出した結論、思い、そして彼の言葉に感動したのでした。
その後、ビデオがあれば見て、舞台を通しでするといえば見に行って
最近ではTVでもしていました。
でも私には最初ほどの感動はありませんでした。
同じものを何度も見たということもあるでしょう。
しかし、よく考えてみたのですが、すこしずつ設定が変わっているようです。
それも、学生の転生輪廻の研究、またはほかの特攻隊員の思いについて
軽く書かれているようにも思いました。
それよりも、戦争の悲惨さ、無念さ、切なさ、むちゃくちゃさ、なんともいえない、どうしようもない、マイナスの思い。
そのようなものが特に強調されていたように思います。
戦争について、そういうものは間違いないでしょう。
戦争は悲惨だし、災いが災いを生んでいます。私も戦争は大嫌いです。
作戦としても下の下ではないかと思っています。余程でなければするべきではないでしょう。
でも、私たち日本人が一番戦争を知らないのではないでしょうか。
ひとつの角度でしかみていないように思います。
先の大戦は世界大戦というだけあって、いろいろな国の思惑が思考錯誤していて大変わかりにくいです。私自身もよくわからないところが多いです。
たしかに日本は物質的には豊かになりました。戦争直後に比べれば雲泥の差でしょう。
今度は日本は心を豊かにしていかなくてはいけないのではないでしょうか。
ほかの国のお手本になるような、他の国がどうしてそのような国になったのか聞きに来るくらい、教えてあげられるくらい。外見も中身も。
そうなることが周りの国のためにも、また、生きたくても生きることが出来なかった人たちのためにもできることなのではないかと思います。